2012年11月15日木曜日

vCenter Converter 4.0 でWindows XPのP2V

vCenter Converter 4.0を使ってV2Vは何回か行ってきたが、P2V、それもサーバではなくWindows XPからの移行は経験がなく、結構はまったのでメモ。

マシンと条件
①vCenter Converter 4.0
②それがインストールされたPC
③コピー元となるWindows XPマシン
④コピー先となるESXi 5.0サーバ

・②~④はすべて同一ドメイン上に存在する。
・③は無線、DHCPでのネットワーク接続する。
・ファイアウォールはポリシーにより強制ON(ポートを空けることは可能)となっている。
・XPにはウィルス対策ソフトが入っている(結果的にこれが最大の肝でした)


まずは何も考えずに②からコンバートを進める。が、③の指定で「ホストがネットワーク上で使用できないか、ネットワーク構成に問題がある、またはホストの管理サービスが応答していないことが原因の可能性があります」というエラーが発生。

まずはネットワークが繋がっているか確認。
②⇒③へのping:NG
③⇒②へのping:OK

③の受信時に何かのプログラムで遮断されている可能性が高いというかほぼ間違いなくそれ。
①の使用ポートについて調査したところ、情報が公式にありました。
http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=1000589

ポートの9089、9090を開けてみましたが変わらず。
そもそもpingはファイアウォールのポリシーで通るようにしているはず。
ウィルス対策ソフトではじかれてるのでは、と思い、ログを確認したが形跡はない。

別なWindows XPマシンを用意(こっちはpingが通っているのでこの時点で明らかに③とは何かが違うけど)、変換をやってみるとNG、さっき設定したポートを開けるとOK。ポートは9089、9090を開けるのが正解のようです。
こうなってくると何か邪魔してる可能性があるのはやっぱりウィルス対策ソフト。 ということで、バージョンとかを見返してみると、③は3年前という奇跡の更新日時。バージョンも古い。
アンインストールしてみようとするとアンインストールすらできない。おそらく原因はこいつだろう、という目星はつきましたが、手も足も出なくなったので保留。

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